2009年 11月 29日
モンブランロープウェイ (Funivia Monte Bianco)
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過去ネタです。
2009年8月、日本への一時帰国後、家族で山に行きたく、モンブランロープウェイでHelbronner峰(3452m)に上がった。 妻が股関節に不安を抱えて、歩きを否定されたので、ロープウェイとなった次第である。 ちなみにこのルートでロープウェイを乗り継いでいくとN尾氏とこれまたロープウェイで上がったMidi峰を経由してシャモニーに到達できる壮大なロープウェイ路線である。
クールマイヨールの麓駅は雲がちで生憎の天気だった。
ロープウェイから見下ろすつづら折れの登路。
途中駅Colle del Gigante(3329m)の寒暖計は8度。 8月のはじめの事である。
イタリア側の最終駅Helbronner峰に着く前のロープウェイ社内からの景色。 下にRifugio Torinoが見えるが険峻な峰に危うげに見える。
Helbronnerからのモンブランの眺め。 ここまで来ると、素晴らしく晴れ上がっていた。 アルプス最高峰だが、割ともっさりした山容・・・というのが私的印象の山である。
ひときわ異様な岩峰は巨人の歯と呼ばれている。 その右手の山並みの奥にグランドジョラスがある。
Helbronnerからはトレキャビン・・・3客車とでも訳すべきロープウェイが出ていて、フランスのMidi峰まで行ける。 Midi峰と言えば、先だってN尾氏とシャモニーから上がった山である。 あの時は、天候が悪く、悪魔の遠吠えのような風が唸りまくっていたが、この日、遠望するMidi峰は陽光に輝いていた。 しかし、このトレキャビン、氷河の上を横断していくのだがアルプスのディープな所を渡っていくその大胆さというか傍若無人さが凄い。 Helbronner峰がすでにイタリア・フランス国境の上にあるので、シャモニーからトレキャビンで来るフランス人が結構おり、フランス語が耳につく。 写真の左下に黄色い看板があるが、そこには、ここから先はアルピニズムの世界で、自己責任がない人は、ここを超えるべからずと記してあり、柵がある。
自己責任で、柵を越えて氷河上で不敵な笑みを浮かべる息子(11歳)。
氷河にウンコ座りするのは娘(13歳)と前出の息子。 夏の雪遊びにふけるの図。 なおこの先は、断崖奈落。
基本はすごい晴天なのだが、イタリア側の南斜面から時折、雲が駆け上がってくる。 おかげでブロッケンを見る事ができた。
普通、ロープウェイで上がる展望台など、あたりをざっと眺めたら、それほど長居するところではないのが通例だが、Helbronnerの展望台は、広々としたウッドデッキで天気が良かった事もあり、見飽きぬ景色の中、持参のほうじ茶を飲んだり、お握りを食ったりと、3時間ばかりを過ごした。
2009年8月、日本への一時帰国後、家族で山に行きたく、モンブランロープウェイでHelbronner峰(3452m)に上がった。 妻が股関節に不安を抱えて、歩きを否定されたので、ロープウェイとなった次第である。 ちなみにこのルートでロープウェイを乗り継いでいくとN尾氏とこれまたロープウェイで上がったMidi峰を経由してシャモニーに到達できる壮大なロープウェイ路線である。
普通、ロープウェイで上がる展望台など、あたりをざっと眺めたら、それほど長居するところではないのが通例だが、Helbronnerの展望台は、広々としたウッドデッキで天気が良かった事もあり、見飽きぬ景色の中、持参のほうじ茶を飲んだり、お握りを食ったりと、3時間ばかりを過ごした。
by passeggiatore
| 2009-11-29 21:12
| 山行